<夢の島熱帯植物館・ナイトツアー>
「熱帯の踊り」 ナイトツアー3日目の夕刻、大温室公開を待つ間に 広場では琉球舞踊の公演が行われていた。 (1・2日目の演目は、バリ島舞踊) 華やかな踊りと三線の調べが美しかった。 写真がうまく撮れなくて、残念。 |
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「熱帯スイレン」 ナイトツアーでは、夜咲く花がライトアップされている。 大温室へ入って最初に目立つのが、池に咲くスイレンであった。 ライトがあたっていて、少し黄色っぽく見えるが、 鮮やかなピンクのキリリとしたお花だった。 同じ池にオオオニバスがあるのだが、 当日は開花していなくて、とても残念だった。 |
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「ヤコウボク」(夜香木) ナス科 西インド諸島原産 この長い筒にあわせて、 長い口吻を持つ蛾が花粉を交配する、とのこと。 夜咲く花は、闇で目立つように白くて香りが強いものが多い と聞いていたが、まさにその通り!強い芳香であった。 |
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「ダチュラ」(チョウセンアサガオ) ナス科 インド・中近東原産 ラッパのような花を咲かせる。白い花もある。 江戸時代に麻酔薬として使われた。 ダチュラというと、”毒”のイメージがあって、 じっくり眺めていると不思議で妖艶なお花に思えた。 |
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「料理バナナ」の花 |
「バナナの花」 バナナの花は、夜にしか咲かない。 下の方に伸びている先の方に 黄色い房のように付いている。 (上の絵は看板の絵を引用したもの。) 普段バナナを見慣れているけれど、 花の形は想像もつかないものだった。 これにはビックリ仰天してしまった。 |
「シクンシ」 シクンシ科 熱帯アジア原産 咲き始めは花の色が白く、よい香りがする。 昼間になると花はピンクになって香らない。 右にある白花は今夜咲いた新しい花で、 ピンク花は前から開いている古い花である。 果実は、駆除剤や漢方薬として利用される。 |
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「イエライシャン」(夜来香) ガガイモ科 インドからベトナムに分布 昼間も香るが夜は強く香る。 香水の原料になる。スープに浮かべて食用となる。 とても珍しい貴重なお花とのことだった。 ナイトツアー、大温室の見学を終えて・・・ どの花も香りがよくて、温室内で香りに酔ってしまった。 この香りを説明できないのが、残念でならない。 様々な花の姿以上に、その香りが印象に残った。 |
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温室の外の庭にも夜咲く花が展示されていた。 その中でも、特にツキミソウの白い花に惹かれた。 右の白い花が本物の「ツキミソウ」である。 (ちなみに、これは香らない。) 私は黄色い花のマツヨイグサの仲間が月見草だと思っていた。 世間一般に間違えている人が多いそうだ。 ツキミソウの鉢が販売されていたので買って帰った。 説明どおり、翌朝には花の色はピンクに変わりしぼんでしまう。 その後も毎夜2つくらい咲いてくれるので、楽しみに眺めている。 |
「ツキミソウ」 アカバナ科 アメリカ大陸原産 |
「ツキミソウ」翌朝の花 |