「上野東照宮」 唐門 1月末の午後、この時期に冬ぼたんが公開されていると聞き、初めて上野東照宮へ出かけました。 ここは、上野公園内にある徳川家康公を祭った社で寛永4年(1627年)に造営された由緒ある神社です。 本殿・拝殿・唐門・幣殿・大石鳥居・銅灯籠は国宝にしていされています。 唐門の左右の柱には"左甚五郎"作の昇り竜・降り竜の彫刻が施されています。 日光の陽明門よりも小さいけれど、充分に伝統を感じさせてくれます。 |
「上野東照宮」 拝殿 慶安4年(1651年)に造営されたもので国宝に指定されています。日本に2つしかない金色堂として有名です。 (もう1つは中尊寺の金色堂) 内部は撮影禁止で、家康公の遺品など展示物を観ることができます。 古い建築物なので、金箔が剥落している部分も多く、社殿の裏側では補修工事が進められていました。 (昇殿への拝観料は200円。) |
「上野東照宮・ぼたん苑」 このぼたん苑は1980年に日中友好を記念して開苑されたもので、中国から贈られた珍しい品種が公開されています。 冬ぼたんは栽培がとても難しく、東京で公開されているのはここだけです。 冬の公開期間は正月から2月末までで、約40種類600本の花が咲いています。 (春の公開は4月中旬から5月上旬までとなります。) 冬ぼたんの花は雪よけのワラ囲いに覆われて、丹精込めて育てられています。 (ぼたん苑への入場料は600円。) |
「冬ぼたん」 苑内の各所にて・・・和傘の下で咲くボタンの花も風流です。 |
「冬ぼたん」 こちらのぼたんはピンクの濃淡が美しい花でした。 |
「冬ぼたん」 春の牡丹と比べて小ぶりになりますが、たくさんの花を咲かせている株もありました。いかにも牡丹らしい色の花は写真映りも良いです。 |
「冬ぼたん」 こちらもたくさんの花が開いている株でした。 淡いピンク色が春らしくて綺麗でした。 栽培が大変に難しいという冬ぼたんの花をたくさん観賞することができて嬉しい1日でした。 |
(2006年1月30日撮影)