旧古河庭園

「旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)」

東京都北区にあり、都の指定名勝となっている。
明治の元勲・陸奥宗光の別邸があった場所で、
のちに古河財閥の所有となった。
(当時の建物は現存していないとのこと)

1956年からは、東京の公園として公開されている。
特に春バラの季節は見事で、
有名な観光スポットになっている。


「洋館・大谷美術館」

現在の洋館と洋風庭園の設計者は、
英国人ジョサイア コンドル博士である。
博士は他にも鹿鳴館やニコライ堂を設計している。


石造りの洋館は古典様式で建てられていて、
現在は美術館になっている。
内部の見学は申し込み予約制となっている。

「テラス式庭園」

バラ園を中心とした3段式庭園で、
洋館とバラのコントラストは美しい。
春バラの時期にはライトアップも行われる。

園内でもひときわ鮮やかなバラ・・・メリナ

「テラス式庭園」

テラス下段の緑は、ツツジ園である。

華やかに咲く黄色いバラ・・・サハラ’98


「日本庭園」

日本庭園は、京都の名庭師・小川治兵衛による作庭。

心字池を中心に滝や岩組みが配置され、
夏の大滝・秋の紅葉が見事である。
高台にある西洋庭園と低地にある日本庭園の趣向の違いを楽しめる。


(2005年5月18日撮影)

inserted by FC2 system